マイホームが欲しいけど何から始めればよいか分らない…相談先は?
マイホームを検討するとき土地や建物、間取り、資金繰り、ローンなど決めることが多すぎて分からないですよね。マイホームを検討するときはしっかり流れを把握することと、時に専門家を頼ることが大切です。本記事では、マイホーム購入を検討している方に向けて、購入の流れと悩んだときの相談先を解説します。
マイホームを購入するときの流れ
マイホーム購入では書類をそろえたり、お金を払ったりしてバタバタするので何が何だか分からず契約やローンが決まっていくケースが少なくありません。そのため、あらかじめマイホーム購入の流れを確認しておきましょう。
STEP1:情報整理・問い合わせ
「マイホームが欲しい!」と思ったらまずは情報整理をしましょう。家族でマイホームを購入する計画なら家族一人ひとりの意見を聞き、何が一番必要でどこを妥協するのかポイントを全員で共有しておくことが大切です。
次に家のおおよその雰囲気が決まったら、注文住宅の場合はハウスメーカーや工務店選び、建売住宅やマンションの場合は不動産選びを始めましょう。注文住宅の場合は、イメージとして近い家の写真や画像を用意しておくとハウスメーカーや工務店との話し合いがスムーズです。
建売住宅やマンションの場合はモデルルームの見学に行くのもよい手段でしょう。
STEP2:申込み
物件を出し合ったら次はその物件の中からよいものを選びます。選べたら申込みをします。新築マンションの申込をする際には、申込証拠金が2~10万円程必要になるので用意しておいてくださいね。
STEP3:住宅ローン事前審査
申込みが完了したら次は住宅ローンの事前審査を受けます。資金繰りについては担当しているハウスメーカーや工務店、不動産会社がアドバイスをくれるため心配ありません。無理のない資金繰りで審査に臨みましょう。
STEP4:売買契約・本審査
不動産から重要事項説明を受けたら、購入金額の5~10%程度の手付金を支払い、売買契約を結びます。売買契約後は住宅ローンの本審査があります。本審査ではいくつか必要な書類があるので、事前に準備しておくとスムーズに契約が進むでしょう。
・印鑑証明書
・家族全員分の住民票
・本人確認書類
・預金口座通帳
・収入証明書
・実印
STEP5:住宅ローンの契約
住宅ローンの本審査で問題がなければ、住宅ローンの契約へと移ります。ここまでくれば後は引き渡しを待つことになります。
STEP6:内覧会
引き渡しの前に通例「内覧会」が行われます。完成した建物に異常がないか、設備等に不備はないか確認し、何か問題がある場合は、引き渡しまでに修正するよう依頼しておきましょう。
STEP7:引き渡し
引き渡しの日に最終確認を行い、問題なければ晴れてマイホーム購入完了となります。住まいの鍵を受け取り、新生活のスタートです!
マイホームを購入したいときの相談先
次に、マイホーム購入で悩んだときの相談先を紹介します。チェックしてみてくださいね。
不動産業者
相談先の一つ目は不動産業者です。不動産業者は地域の空地に精通しているため、土地選びには最適な相談先といえます。また新築物件や建売住宅であれば、住宅ローンの申込や資金繰りなどもサポートしてくれるパートナーとなります。相談から契約に進む際は慎重に選びたいところですね。
ハウスメーカー・工務店
マイホームを購入する際、ハウスメーカーや工務店に相談するのも一つの方法です。ハウスメーカーや工務店は家づくりのプロのため、希望に合った注文住宅や、理想の建売住宅などを提示してくれるでしょう。
住まいの相談窓口
住まいの相談窓口は、家づくりの悩み全般に対応している相談場所です。不動産業者やハウスメーカーなどとは違い、第三者目線からのアドバイスを聞けるのが住まいの相談窓口の特徴です。
どこに相談するのがおすすめ?
マイホームを購入する際の相談先が不動産業者、ハウスメーカー・工務店、住まいの相談窓口といろいろあることが分かりましたが、結局どこに相談するのがよいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
不動産業者
先述しましたが、土地に関して悩みを抱えている方は「不動産業者」に相談するのがおすすめです。土地の情報に詳しく、希望に近い土地が見つかりやすいでしょう。
ハウスメーカー・工務店
注文住宅を建てたかったり、建築様式にこだわりあったりする方はハウスメーカーや工務店に相談するのがおすすめです。ハウスメーカーや工務店は注文住宅に精通しているため、イメージを伝えれば、具体的なプランニングが可能でしょう。
お金のことでお困りなら「住まいの相談窓口」がおすすめ!
「何をしたらよいか分からない」「資金計画について知りたい」「住宅のローンが通るか心配」などのお悩みをもっていたら、住まいの相談窓口に相談するのがよいでしょう。住まいの相談窓口は第三者機関であるため、押し売りなどがなく、お金の相談がしやすくなっています。
また「とりあえず住宅を建てる手順を知りたい」など計画の前段階でもどのようなステップを踏んで家を建てるのか相談することもできます。家を建てる初期段階で相談するなら住まいの相談窓口がよいでしょう。
まとめ
今回はマイホームを検討している方に向けて、マイホーム購入の流れを解説し、困ったときの相談先を紹介しました。相談先は悩み事によって場所を選ぶのがベストであるため、相談したいことが決まっている方は適宜利用するとよいでしょう。
ただ、何をしたらよいか分からない、とりあえず話を聞きたいという方は住まいの相談窓口の利用をおすすめします。