住まいの相談窓口とは?利用するメリットや流れをご紹介!
近年、住まいに関するサービスが数多く展開されていますが、「住まいの相談窓口」というサービスがあるのはご存知でしょうか?これから住宅を建てたい方や、住宅を建てるのを悩んでいる方向けに、多様な内容の相談を行うことができるサービスです。今回は、住まいを探す方にぜひ知っておいてほしい相談サービスについて説明します。
住まいの相談窓口のサービスとは
住まいの相談窓口とは、住まいのことで何から始めていいのかわからない方向けに、さまざまな疑問や不安を相談でき、中立の立場からアドバイスを行ってくれる相談窓口です。住宅メーカーや、予算の立て方、家づくりの段取り、土地の選び方、住宅の工法による違いなど、あらゆることを相談できます。
また、多くの方が利用する住宅ローンについても相談することが可能です。住宅を建てようと思っている方の中でも、ただ漠然と、住宅が欲しいという方も多いかと思います。賃貸を払うならば、住宅ローンを払ったほうがいいという方や、子どもの成長や、周囲の助言、ライフプランに合わせて、もうそろそろ購入したいなと思う方もいるかと思います。
住宅を建てたいと思っても、住宅については知識がない、そんな方におすすめなのが、住まいの相談窓口なのです。住宅展示場に行くのも、ひとつの手ですが、数ある住宅メーカーをすべて回るのは、現実的にとても大変なことです。さまざまな住宅メーカーの展示場に行くのは非常に面倒なうえ、比較が難しく、早期契約を提案されるリスクもあります。その反面、住まいの相談窓口であれば、数ある住宅メーカーや建築会社から、自分の希望に合う会社を探すことができます。
さらに、住まいの相談窓口に相談したからといって、無理に住宅を建てる必要もないうえ、すぐに決断しなければいけないなんてこともありません。自分のペースで、考えることができるのも相談窓口ならではの魅力です。
住まいの相談窓口を利用するメリット
住まいの相談窓口を利用するメリットとして大きいのは、中立の立場からアドバイスをしてくれるという点です。一般的に、住宅展示場や、住宅メーカーに直接相談すると、自社に一任するよう提案されます。
その一方で、相談窓口ではあくまで中立の立場で提案するため、「施工会社は別のところがいい」「住宅保険は、以前から知っているこの会社がいい」などといった取捨選択も、相談者の自由です。また、住宅のことだけではなく、お金の相談もできます。お金の相談は、お金のプロである「ファイナンシャルプランナー」に相談できます。
近年では、「住宅建築コーディネーター」と呼ばれる人も存在し、ファイナンシャルのことだけでなく、土地情報や物件情報なども把握しており、「お家を建てる流れを知っているアドバイザー」がいる窓口もあるため、気になる方はぜひ相談窓口を探してみてはいかがでしょうか。
また、住宅会社との連携も行ってくれるというメリットもあります。何社かと打ち合わせをする場合は、その都度、各メーカーと予定を合わせる必要がありますが、相談窓口では、代行して、打ち合わせの日程調整を行ってくれるので、手間や面倒くさい日程のすり合わせの負担も減らすことができます。
住まいの相談窓口を利用する際の大まかな流れ
住まいの相談窓口を利用したいと思った場合、どのような流れで相談を行うのでしょうか?まず初めに、希望する相談窓口を探します。相談窓口の場所や、内容、在籍するスタッフや強みなど、自分に合いそうだと思う相談窓口を見つけます。
希望する相談窓口が見つかったら、次は、予約をとります。一般的に住まいの相談窓口は予約制となっています。1組1組、丁寧に相談できるよう、充分な時間を確保する必要があるため、「予約なしで当日来店」は難しいと考えておきましょう。予約を終えたら、実際に相談にうつります。オンラインで相談可能な相談窓口もあり、対面や非対面など、希望に合う相談方法を選びましょう。
そして、悩みを相談し、資金計画や、住宅メーカーの紹介をしてくれます。土地を探している人には土地探しのサポートもあります。そして、住宅に対する不安や悩みがなくなり、契約する住宅メーカーが決まったら、本格的に住宅建築スタートになります。住宅建築がスタートすると、住宅メーカーとのやりとりになりますが、相談窓口によっては、契約後もアフターフォローとして、相談にのってもらえる場合もあります。
まとめ
住まいの相談窓口は、住宅メーカーにこだわらず、中立の立場から相談、紹介を行ってくれます。住宅メーカーの選び方から、ローンの相談まで、住宅に関するさまざまな悩みを相談できるので、これから住宅を建てたいと考えている方の強い味方になってくれます。無料で相談でき、住宅の知識がない方も、一から教えてくれるので安心です。住まいの相談窓口を有効活用することで、安心できる住宅建築を行うことができます。