女性がマンションを購入するのはあり?物件選びのポイントや注意点とは
女性がマンションを購入するときのポイントや注意点を紹介します。セキュリティ対策が万全でライフスタイルの変化に対応できる物件がおすすめです。また、マンションを購入すると何十年間も住宅ローンの返済をしなければいけません。そのためにある程度のまとまった収入が必要となります。今後の参考にしてください。
マンションを購入するメリット・デメリット
メリットを4つ、デメリットを1つ紹介します。
資産形成できる
資産価値の高いマンションを購入することで、将来住み替えや売却するときに有利となります。賃貸マンションで生活を送っていると資産にはなりませんが、マンションを購入すると自分の資産になるのでメリットがあります。
老後に備えられる
賃貸マンションをシニアになってから借りようと思ったときに、契約を締結できない場合があります。しかし、マンションを購入すると自分の所有物になるので、老後への備えも万全です。
賃貸物件として利用できる
住宅ローンを完済した後は、賃貸マンションとして家賃収入を得ることも可能です。自分が生活を送る場所としてマンションを購入するだけではなく、複数の収入源を確保したい人にもおすすめです。
設備が充実している
分譲マンションは賃貸マンションよりもエントランスなどの共用部のスペースが充実していることが多いので、生活を送っていても満足度が高いでしょう。グレードが高い住まいで生活を送りたい人におすすめです。
住宅ローンの返済がある
数十年間にわたり、住宅ローンを返済しなければいけません。また、別の住まいに引っ越したいと考えたときや、注文住宅を建てたいと考えたときに行動しにくくなるのがデメリットとして挙げられます。
マンションを購入するのに必要な年収は?
ある程度の収入を獲得している女性がマンションを購入できています。
平均年収は675万円
独身の女性がマンションを購入するときの平均年収は675万円です。全体の23.6%が年収400~600万円、全体の19.2%が600~800万円となっています。ただし、無回答の人も一定数存在するので正確な数字ではなく、あくまで参考程度に留めておきましょう。しかし、ある程度のまとまった収入を獲得している人が、マンションを購入できるようになっています。
女性が物件を選ぶ際にチェックしたいポイント
3つのポイントを紹介します。結婚や出産などのライフスタイルの変化、防犯カメラやオートロックなどのセキュリティ対策について考慮しましょう。
セキュリティ対策が万全
分譲マンションの多くは、セキュリティ対策が万全となっています。防犯カメラ、オートロック、モニター付きインターホンなどの設備が備わっているようにしましょう。
資産価値が低下しにくい
築年数が浅く駅から徒歩5分以内に物件があると、資産価値が低下しにくいでしょう。また、ショッピングモールや商店街などがあり、人気を集めているエリアであればさらによいでしょう。人口が多く流入している都市などが狙い目です。
ライフスタイルの変化に対応できる
結婚や出産などで住み替えが必要になったときも、対応できるような物件がおすすめです。近くに学校や病院がある、家族で生活を送るのに充分な広さがあるときは、そのままマンションで生活を送れます。住み替えが必要になったときも、資産価値が低下しなければ売却しやすいでしょう。
マンション購入の際の注意点とは
4つの注意点を紹介します。気になる物件が見つかってもすぐに返事しないようにしましょう。焦って購入して後悔してしまうかもしれません。
ライフプランを考えておく
自分の希望条件を明確にしておきましょう。たとえば、ペットを飼育したいと考えている人はペット可の物件を探します。楽器演奏を室内で楽しみたいと考えている人は楽器演奏可の物件を探すでしょう。このように、自分がマンションでどのような生活を送りたいのか明確にします。
無理のない資金計画を立てる
毎月の生活費を圧迫しないように気を付けましょう。住宅ローンの返済が滞ってしまうとよろしくありません。返済できる金額を借入金として金融機関から調達しましょう。
物件や周辺環境のリサーチを行う
室内や共用部のみならず、物件の周辺環境もリサーチします。ほかの人が生活を送りやすいという評価を下していても、自分ではそのように感じないかもしれません。スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどの施設が周辺にあると便利でしょう。
不動産会社に相談する
女性のスタッフが女性の顧客をサポートしている場合があります。女性目線で適切なアドバイスを実施してくれるのでサービスを利用しましょう。とくに、治安がよくない地域や人通りが少ない地域は避けるようにアドバイスしてもらえるでしょう。
まとめ
女性でもマンションは購入できますが、いくつか注意点があるので、慎重に物件を選びましょう。自分で物件を探して決定する方法もありますが、できる限り第三者の意見を取り入れてみるとよいでしょう。自分では気づかなかったポイントに気づける可能性があります。マンションを購入すると、住宅ローンの返済が毎月発生するので、生活費とのバランスを上手に取りながらやり繰りしましょう。