マイホーム購入をFPに相談するとメリットがある?注意すべき点は?

公開日:2022/12/01

家を買うことは、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。理想の家を探すのはもちろん、予算やライフプランなど考えることはたくさんあります。不動産取引は専門的な知識も多いので、悩みや不安を相談できる人は大切です。この記事では、家を購入する際にファイナンシャルプランナーに相談できることをご紹介します。

FPに相談できること

はじめに、ファイナンシャルプランナー(FP)には、どんなことを相談できるのかを紹介します。相談できる内容を把握しておき、専門的なアドバイスをもらいましょう。

ファイナンシャルプランナーとは

ファイナンシャルプランナーとは、暮らしに関わるお金について幅広い知識を持って、相談主にアドバイスする人のことです。現状の生活スタイルや資産を聞き取り、分析して、相談主の人生設計の手伝いをしてくれます。状況に応じて、弁護士や税理士など各分野の専門家ともつながりながらプランニングします。

ファイナンシャルプランナーに相談できる内容は、たくさんあります。日々の家計管理から相続に関することなど、生活していくなかでのお金に関する悩みに幅広く対応してくれます。では、マイホームを購入する際に、ファイナンシャルプランナーに相談できることはなんでしょうか?主に、住宅ローン・金利・借入額の3つのことを相談できます

相談できること1.住宅ローンについて

まず、住宅ローンについての相談ですが、基本的に住宅ローンは不動産会社がすすめるものに契約する方が多いです。しかし、住宅ローンの種類は各金融機関によってたくさんあります。ファイナンシャルプランナーに相談することで選択肢を広げてもらい、相談主に合った住宅ローンを組む手助けをしてもらえます。

相談できること2.金利について

住宅ローンの種類も大切ですが、金利の選び方も重要です。住宅ローンの金利は主に、固定金利型・固定金利期間選択型・変動金利型の3種類があります。特徴を簡単に解説します。

固定金利型は、借入金の完済まで金利が一定。固定金利期間選択型は、期間を定めて金利を固定する方法。変動金利型は、金融情勢によって金利が変わる方法です。もちろん、それぞれにメリット・デメリットがあり、金利の種類によって返済額も変わります。

ファイナンシャルプランナーは各金利の特徴を教えてくれ、広い視野を持ってどの金利にすべきかをアドバイスしてくれます。

相談できること3.借入可能額について

3つ目は、金融機関からの借入可能額についてです。借入できる額は、申込者の年収や勤続年数によって変わります。細かい借入額は各金融機関によって変わりますが、ある程度の範囲で、ファイナンシャルプランナーが試算してくれます。ある程度借入できる額を把握しておくことで、不動産選びもスムーズにできるでしょう。

また、先述したように、家を建てた後に生活が苦しくなるのは避けなければいけません。無理のない返済ができるよう、その後の資金計画についても相談しておきましょう。

マイホーム購入をFPに相談するメリット

次に、マイホーム購入の際に、ファイナンシャルプランナーに相談するメリットを紹介します。やはりお金という部分に関しては、ファイナンシャルプランナーに相談するのがとてもおすすめです。基本的には、上記で紹介した、相談できること自体がメリットです。

住宅ローンの知識が身につく

先述したように、住宅購入の際にファイナンシャルプランナーに相談するのは住宅ローンがメインになります。住宅ローンの知識が豊富な方は、少ないでしょう。

本格的に住宅購入の話を進めていく前に、ファイナンシャルプランナーから住宅ローンはどういったものなのかを教えてもらうことで、その後の不動産会社や金融機関との取引を安心して進められます。

専門的な言葉も多いので、知識がなければよく分からないまま契約させられたという事態になるかもしれません。事前に住宅ローンの実態を把握しておき、話に透明感を持って臨みましょう。

企業のFPなら契約までできるケースもある

企業に勤めているファイナンシャルプランナーに相談する場合で、その企業が商品を扱っているときは契約まですることもできます。相談から契約までを一連の流れでできるので、取引をスムーズに運べるのがメリットです。

住宅購入以外の相談もできる

すでに紹介したように、ファイナンシャルプランナーはお金に関することに幅広く対応してくれます。「最初は住宅購入のことだけを相談しに行ったけれど、対応がよかったから」と、ほかの相談をすることもできます。

お金というジャンルで見れば、生活スタイルすべてが関わってきます。住宅購入のあとの生活を考えるためにも、さまざまなことを相談できる場所があるのは、心強いでしょう。

マイホーム購入をFPに相談するときの注意点

最後に、ファイナンシャルプランナーに相談するときの注意点については、やはり自分に合ったプランナーを選ぶことが重要です。人同士のコミュニケーションなので、話していてストレスになるような相手ではうまく話も進みません。一度相談したからといって、その人だけに絞る必要はありません。まずは、信頼できる相手かを見極めましょう。

また、ファイナンシャルプランナーは独立系FPと企業系FPに大きく分けられます。企業系FPの場合、自社で取り扱う商品をすすめられることがあるので、まだ住宅購入についてゆっくり検討できていないという方は気をつけてください。幅広い選択肢を聞きたいなら、まずは独立系FPがおすすめです。

まとめ

この記事では、マイホームを購入する際、ファイナンシャルプランナーに相談できることとそのメリット、注意点をご紹介しました。暮らしとお金は、密接に関係しています。生活していくなかで、お金に悩むことはたびたびあるでしょう。住宅購入の相談をきっかけに、さまざまなことを相談できるファイナンシャルプランナーに出会えるとよいですね。

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